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センスより大切なこと

センスがないと悩むより、それ以前にもっと大切なこと忘れていませんか?

ビギナーこそ、花を挿す前にゴールを設定することが大切だと感じます。

花自体、華やかな存在のため、挿すだけで「何とかなった」という錯覚が生まれてしまいがち。

それがセンスが伸びない理由にも繋がっています。

お手本通りに手順をなぞるよりも、

自分の中で完成形(ゴール)を描いてから

挿すことを心がければ、少しづつデザイン力もついていき、自分なりの判断基準がついてきます

  • 何を表現するのか(元気さ・静けさ・可憐さ)

  • 見せ場をどの花に置くのか

  • テーマに沿ったアウトラインはどんなものか

  • 視線の流れをどう導くのか



ゴールを持つことで、

花の魅力をただ並べるだけでなく、

見る人に物語や感情を届けられる

デザインへと進化していきます。


理論で学ぶフラワーデザインコースでは、

細かくこの場所に挿して、という学びは行ってなく理論に沿ったメソッドを通して

各自デザインを仕上げていただくというレッスンです。そのため、思考力も必要なレッスンです。


方向性は同じでも生徒様の仕上がる作品は個性が全く異なり、それをみなさんで共有しながら

毎レッスン、気づきのあるものとなっています。


単に手順のレッスンでは、思考力が身につかないのは、本当のことで、それは、サラリーマン時代にディレクターとして

多くのデザイナーさんのデザインクオリティを引き上げる仕事を

していたからこそ、これはもうはっきり言えます。


お花もデザインという枠組みだからこそ、

きちんとデザインできるようなスキルを身につけて

いただけたらなと思います。


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